2019.04.15日本酒を知ろう

樽酒は縁起の良いお酒!結婚式やパーティーで鏡開きのお祝いをしよう

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鏡開きのお祝い

お正月になると、鏡開きの演出を目にすることがあるでしょう。樽酒を木槌で割り開く鏡開きは、お正月だけでなく、結婚式やパーティーの演出としても行われています。お祝いの席で行われる鏡開きは、どんな意味があるのでしょうか?

今回は、鏡開きの本来の意味や、樽酒が縁起の良いお酒といわれている理由についてお伝えします。

 

鏡開きの本来の意味とは?

樽酒で鏡開き鏡開きは元々正月行事のひとつで、お供えしていた鏡餅を下げて、お雑煮やお汁粉にして食べることを指します。鏡開きをすることで年神様を見送り、その年の仕事始めをするという意味があるのです。

地域によって鏡開きを行う日は若干異なっていて、1月11日もしくは15日に行われます。鏡開きの風習がいつ始まったのかには諸説ありますが、室町時代には方法が定まり、定着したと考えられています。

 

一説にはこの風習が転じて、樽酒を開く儀式のことも鏡開きというようになったと言われております。

その由来は、樽酒の蓋のことを酒屋が「鏡」と呼んでいたという説があります。

鏡餅の鏡開きも樽酒の鏡開きも、門出に際して健康や幸福を祈願して、その成就を願うという意味合いで現在も行われているのです。

 

樽酒は縁起の良いお酒!

樽酒の鏡開きは、蓋を割り開くことから「運を開く」という意味を持ち、古くから樽酒は縁起の良いお酒としてお祝いの席などで振る舞われてきました。

大きな酒樽を皆で分け合って飲むことから、「幸せを分かち合う」という意味合いも持ちます。

 

また、酒樽は杉の木でできています。日本固有の樹木である杉は、古くから日本文化に深く関わってきました。杉は樹齢2000年を超える木もあるといわれるほどの日本長寿の木で、「まっすぐに高く伸びる」という名前の由来からも、縁起のよさが伺えます。

 

しかし、樽酒のよさは単に「縁起が良いから」というだけではありません。樽に使用する杉の香りが日本酒に移り、樽酒特有の爽やかな香りと芳醇な味わいが楽しめるのです。

縁起が良いことに加えて、味わいのおいしさもゲストに楽しんでもらえる樽酒は、まさに人が集まるお祝いごとの席にピッタリのお酒といえるのではないでしょうか。

 

結婚式やパーティーで鏡開きの演出をしよう

結婚式やパーティーでの鏡開き樽酒を割り開く「鏡開き」は、お正月の新年を祝う席のほか、企業の祝賀会や、建物の完成を祝う竣工式などでも行われます。

 

また、結婚式では神前式後の披露宴の席や、和装の際の演出に最適です。

丸い鏡は「夫婦円満」を意味し、ゲストの前で樽酒の丸い蓋を叩いて割り開くことで、ふたりの幸せを祈願できるのです。

 

 

鏡開きの掛け声

「よいしょ、よいしょ、よいしょー」が一般的です。掛け声は大きいほど運が開けると言われていますので、参加する人全員が声を出すと良いでしょう。

 

鏡開きに使う道具

樽酒を割り開く木槌が必要です。

さらに、お酒を注ぐときに使う竹勺と、ゲストに配る升。升に注いで、みんなで乾杯するまでが鏡開きの見どころですね。

 

樽酒本体の容量

酒樽には、どのくらいの容量が入るのでしょうか。酒造メーカーや蔵元ごとに商品は異なりますので、あくまで目安として考えてください。

化粧菰(こも)を巻いた本荷樽の容量は、18リットル、36リットル、72リットルが一般的です。

仮に一人分を一合升に注ぐとすると、日本酒一合は180ミリリットルですから、18リットルで、100杯分。36リットルで200杯分、72リットルで400杯分の計算になります。

 

おわりに

今回は日本の伝統的な行事のひとつにもかかわらず、あまり深く知らない方が多い樽酒の鏡開きについてお伝えしました。樽酒はその由来や味わいから、結婚式やパーティーなどの華やかな席にピッタリのお酒です。鏡開きの演出とともに振る舞えばきっと参加した方から喜ばれるでしょう。

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酒みづき編集部

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