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家飲みには気軽なパック酒が活躍!安いだけじゃないパック酒の魅力とは

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家飲みにはパック酒

パック酒といえば、「安かろう悪かろう」とイメージする方もいるとは思いますが、それは一昔前の話。現在のパック酒は進化を遂げていて、本格的な日本酒をリーズナブルに楽しめるものが出てきています。これまでパック酒をイメージだけで避けてきたという方のために、知られざるパック酒の魅力をお伝えします。

 

家飲みにパック酒をおすすめしたい理由

飲み飽きしないパック酒パック酒を楽しむシーンは数多くありますが、一番のおすすめは毎日の家飲みや晩酌として。その理由をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

飲み飽きしない味わい

どのパック酒にも共通する特徴が、飲み飽きしない味わいです。パック酒の多くは、特別なときではなく、毎日気軽に楽しむことを前提に造られています。そのため、味わいも華美ではないシンプルなもの、香りも日本酒本来の穏やかなものが多くなっています。

 

どんな料理とも合わせやすい

パック酒は主に家での晩酌として飲まれることを想定しているため、料理との相性もバッチリです。日本酒の定番といえる和食はもちろん、洋風、中華風の家庭料理にも合わせやすいのです。

 

パック酒の魅力

飲み飽きせず、どんな食事とも合わせやすいパック酒。さらにパック酒ならではの魅力もお伝えします。

 

リーズナブルな価格帯

パック酒の魅力のひとつは、リーズナブルな価格帯で気軽に購入できることです。

 

瓶詰めの日本酒の場合、リーズナブルなものでも一升瓶だと2,000円弱、720ml入りの四合瓶でも1,000円以上するものが多くなります。対して、パック酒は1.8L程の容量で1,000円~1,500円、900ml入のものは700~800円程で買えるものが多数あります。

 

特別な日ではなく、毎日楽しむ日常酒ですので、1本あたり数百円でも大きな違いですよね。

 

品質保持しやすい

加えて、パック酒には品質保持がしやすいというメリットもあります。日本酒はうまく品質を保てないと、味や香りに変化が出てきてしまいます。日本酒の品質にもっとも影響を与えるのが、光です。

 

日本酒は直射日光があたったり、直射日光があたらない場合でも紫外線に触れる場所での保存を避ける必要があります。一升瓶は色付きの瓶とはいえ、光の影響を受けやすいのが難点です。

その点、パック酒の包装パックは光を遮断する作りをしていますので、光の影響を受けにくくなります。そのため、パック酒はフレッシュなおいしさを比較的長くキープすることができるのです。

 

他にも、飲みきった後の容器が廃棄しやすかったり、瓶に比べて軽いので、持ち運びしやすかったりと良いところがたくさんあります。

 

純米酒もパック酒で楽しめる

純米酒もパック酒で楽しめる以前は、パック酒といえば普通酒が大半を占めていました。普通酒とは、日本酒を造る際に使用する米の精米歩合や製造方法に特別な規定がない日本酒のことを指します。

 

普通酒には普通酒ならではの魅力がありますが、最近では、純米酒もパック酒で楽しむことができます。純米酒は、米と米麹、水のみを原料としていて、米本来の旨味が楽しめる日本酒です。

パック酒で純米酒が楽しめるようになったことで、日本酒をもっと気軽な日常酒、食中酒として味わえるようになったのです。

 

 

おわりに

リーズナブルな価格帯で飲み飽きしない味わいが魅力のパック酒。少し前までは、パック酒といえば「安いだけの日本酒」と考える方も少なくはなかったでしょう。しかし、現在ではこだわりのパック酒が多く販売されていて、本格的な純米酒もパック酒で味わうことができるようになりました。この機会にぜひ、パック酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、あなたのパック酒のイメージが覆ることになりますよ。

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沢の鶴株式会社 酒みづき編集部
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1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

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