2019.12.18日本酒を知ろう

酒粕の保存方法とは?常温・冷蔵や期間など疑問を解説!

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酒粕酒粕を使った料理と言えばどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
甘酒や粕漬けなどが想像しやすいかもしれません。それらの他にもお鍋や汁物など、様々な料理の中に使われていたりします。

最近では栄養面での評価も高く、オリジナルレシピもたくさん紹介されるようになりましたので、普段から酒粕を使って料理している方も多いかと思います。

そして、よく使うようになった反面、余ったりした場合の保存方法や保存期間が気になる方もまた多いのではないでしょうか。

この記事では、酒粕ってどんなもの?という基本的なことから、鮮度を保つための保存方法や保存期間などについて解説していきます。

酒粕とはどんなもの?

食べる酒粕酒粕は日本酒を製造する過程で作られる副産物です。
“しぼり”と呼ばれる工程でお酒と酒粕に分けられます。

酒粕ができるまで

日本酒を製造するためには、まずは蒸した米に水や麹(こうじ)、酵母を混ぜる仕込みを行います。この仕込みまで終わったものを発酵させることで醪(もろみ)ができあがります。

日本酒の製造工程については、詳しくはこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

醪はドロドロとして白く濁っており、このままの状態で出荷されるものはどぶろくといい酒税法上、日本酒ではありません。
そして、醪をしぼって濾したものがいわゆる日本酒となり、その時に残ったものが酒粕となるのです。

酒粕ができる工程はこちらの記事でも詳しく紹介しています。

酒粕の栄養価

酒粕はタンパク質や食物繊維、ビタミン、酵素などの栄養が豊富な発酵食品として注目されています。
特にタンパク質は、五訂日本食品標準成分表によると、牛乳の4倍以上と非常に多く、多種のアミノ酸が含まれていることから、調味料としても有用性があります。

また、高い栄養価もさることながら、健康にもよい影響があるとされており、生活習慣病の予防や高血圧、ガンの抑制、さらには美白効果など、非常に多くの効果が期待できます。

酒粕の利用方法

甘酒や粕漬けなどの伝統的な料理の材料としてももちろんですが、最近では健康食品として注目している方が多いこともあり、インターネット上では様々なオリジナルレシピが紹介されています。
普段の食卓に出せるような料理以外にも、酒粕を使ったデザートやドリンクなどもあり、毎日の食生活に無理なく取り入れることができる食材でもあるのです。

また、美容面でも利用価値があり、フェイスパックや入浴剤、化粧水として用いることで、無駄なく使い切ることができます。

ただし、酒粕にはアルコールが含まれていますので、アルコールに弱い方は十分注意して利用するといいでしょう。

酒粕の保存方法は?保存期間はどれくらい?

飲む酒粕酒粕の保存については常温、冷蔵のどちらでも問題ありませんが、直射日光、高温多湿を避け、涼しいところで保存してください。また、冷凍することで長期保存も可能です。

ここでは各保存方法や保存期間について解説します。

常温保存

常温の場合は直射日光を避け、冷暗所にて保存します。
酒粕は生ものですので、常温のもとでは時間の経過とともに熟成が進みます。お買い上げ後は冷蔵庫(10℃以下)か冷凍していただきますと、熟成の進みは緩やかになります。

また、常温の場合の保存期間は、未開封であれば3か月ほどとなります。開封後はなるべく早くお召し上がりいただき、すぐに使い切らない場合は冷凍保存にしましょう。

冷蔵保存

冷蔵庫で保存することで、熟成の速度を抑えることができるので、常温よりも長く保存できます。
酒粕自体にアルコールが含まれているため、雑菌が繁殖しにくく長期保存できますが、それでも熟成が進むことで風味が損なわれますで、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

冷凍保存

冷凍保存する場合は、水分が飛ばないようにラップで小分けして包み、ファスナーで密封できる袋などに入れておくことで、長期間に亘り新鮮な状態を保つことができます。
使用する際は冷蔵庫か常温で自然解凍させ、柔らかくなったら使い頃です。急ぐ場合は保存していた袋の上から流水を当てて解凍します。鍋物であれば直接溶かして使っても問題ありません。
解凍後はそのままでも使えますが、少量の日本酒に浸すことでパサつきを防ぎ、風味も増しますのでおすすめです。

冷凍の場合でも1年程度を目安に使い切りましょう。

おわりに

豊富な栄養価と様々な予防効果に優れた酒粕は、手軽に手に入り、長期保存が可能で、料理だけでなく美容にも使える優良な発酵食品です。
保存方法は未開封なら常温で問題ありませんし、開封後は冷蔵か冷凍保存にすれば長持ちしますので、これを機に毎日の生活に酒粕を取り入れて、健康促進に励んでみてはいかがでしょうか。

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酒みづき編集部

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