二十歳の集い(旧成人式)のお祝いにぴったりな日本酒は?初心者でも飲みやすいお酒も紹介
2022年4月1日、「改正民法」において成人年齢が18歳へと引き下げられました。ただし飲酒や喫煙などについては、若年者の健康を配慮し、変わらず20歳を迎えてからとなっています。
毎年、成人の日に開催されていた「成人式」については、成人年齢が18歳に引き下げられたことにあわせて、名称を「二十歳の集い(旧成人式)」に変え、引き続き20歳を迎えた方を対象に開催されます。(※自治体によって異なります。)
名称が変わったとはいえ、「二十歳の集い」は一生に一度きりの一大イベントです。久々に会う地元の友人や家族と、お酒を飲みながら祝い事を楽しむという方もいらっしゃるでしょう。
今回は、20歳を迎えた方が初めてのお酒を楽しむためのポイントや、飲みやすいお酒を紹介していきます。祝い事の席にもぴったりな、初心者でも飲みやすい日本酒もあわせてご紹介いたします。
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
Contents
注意したい初めてのお酒の飲み方
まだお酒に慣れていない20歳を迎えたばかりの方に向けて、お酒を飲むときの注意点を解説します。
20歳になったことで、これから飲み会などの機会が増えると思いますが、まだお酒に慣れていない方は適切な飲み方を心がけることが大切です。お酒は適切な飲み方をすれば、初めてでも美味しく味わうことができるので参考にしてください。
飲酒量は少なめにする
初めてお酒を飲む場合は、飲酒量を少なくしましょう。お酒に慣れていないと適切な量を把握できておらず、飲み過ぎてしまう可能性があります。またアルコールに耐性がないと悪酔いをしてしまう危険もあるので、少量をゆっくりと飲むように心がけましょう。
空腹時の飲酒は避ける
お酒は料理やおつまみと一緒に飲むようにしましょう。空腹のまま飲酒をすると、アルコールの吸収が早まるといわれています。酔いの回りが早くなり、悪酔いしてしまう危険があるので、適宜食べ物をつまみながらお酒を味わうことがおすすめです。
水(チェイサー)も適度に飲む
過度に酔ってしまうことが心配な方は、お酒と一緒に水(チェイサー)も用意しましょう。アルコールによって体内中の水分が失われてしまうことを防ぎ、さらに過度な酔いを和らげる効果があります。
初めての方でも飲みやすいお酒とは?
初めてお酒に挑戦するときは、飲みやすいものを無理せずに試してみるのがおすすめです。
お酒といってもビールや焼酎、ウィスキー、日本酒などたくさん種類がありますが、どういったお酒が飲みやすいのかまとめてみました。
アルコール度数が低いお酒
飲みやすいお酒といえば「低アルコールのお酒」です。
酒やリキュールを水や炭酸水などで割ったチューハイやサワー、カクテルのほか、低アルコールの日本酒も増えてきており、様々なお酒が楽しめるようになっています。最近はアルコール分が1%未満の「微アルコール飲料」も多く出回っているので、アルコール度数が少ないものから試してみるのと良いでしょう。
また実はビールもアルコール度数5%と、数あるお酒の中では低い部類に入ります。ご家庭ではよく飲まれるお酒のため、20歳になったら飲んでみたいと思うお酒の1つではないでしょうか。
ただし、ビールには独特の苦みが存在します。アルコール度数としては問題なくとも、その味が苦手だと感じる方も少なくないようです。
甘いテイストのお酒
ビールが苦手だという方には、甘いテイストのお酒(カクテル)もおすすめです。
カシスリキュールをオレンジジュースで割った「カシスオレンジ」や、ビールをジンジャーエールで割った「シャンディガフ」など、飲みやすくて美味しいお酒はたくさんあります。また低アルコールのチューハイや、梅酒のような果実酒も甘さが強く、初めての方でも飲みやすいです。
しかし、カクテルは店によってはかなりお酒が濃いこともあるため、自信がなければ「お酒薄め」でオーダーすると良いでしょう。加えて、甘いテイストのお酒はつい飲み過ぎてしまうので、飲酒量にも気をつけるようにしてください。
スパークリング系のお酒
お祝いの席でふるまわれることが多いスパークリングワインや、シャンパンといったスパークリング系のお酒も飲みやすくおすすめです。特にスパークリングワインは、ワインが苦手という方でも飲みやすいお酒となっています。炭酸のお酒なのでスッキリ飲むことができるのもおすすめポイントです。
また、焼酎やウィスキーはアルコール度数が高いですが、炭酸で割ることで度数が下がり、飲みやすくなるため炭酸割りをしてみてもいいかもしれません。
水やソーダで割ったお酒
日本酒や焼酎、ウィスキーなどの強いお酒を飲む場合は、水やソーダなどで割ると飲みやすくなるのでおすすめです。ロックやストレートでお酒本来の味わいを楽しみたいという方は、チェイサーを用意して、少量をゆっくりと飲むと良いでしょう。
家族とのお祝いの席では日本酒もおすすめ!
これまで飲みやすいお酒をご紹介してきましたが、20歳のお祝いに家族と飲むお酒は日本酒もおすすめです。
日本酒は上級者向けというイメージがあると思いますが、最近では多種多様な日本酒が発売されています。甘口でフルーティーなお酒やスッキリとした辛口のお酒、しっかり熟成されたお酒やスパークリング日本酒など、日本酒の中でも幅広い味わいが楽しめるのです。
また、日本酒はどんな料理にも合わせやすく、食事との組み合わせを楽しむことができます。
古来より、ハレの日などの祝いの席には、日本酒がともにあります。
20歳の誕生日や、二十歳の集い(旧成人式)などのおめでたい席ではぜひ、日本酒にも挑戦してみてくださいね。
初めての日本酒におすすめの種類や飲み方は?
祝い事には日本酒がおすすめですが、いくつもの種類があるので「どの種類をどうやって飲めば良いかわからない」という方も多いでしょう。
ここでは初めての日本酒におすすめの種類と飲み方をご紹介します。
初めての日本酒は「甘口の純米酒」がおすすめ
日本酒には「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」のようにいくつもの種類がありますが、初めての方におすすめなのは「純米酒」です。純米酒は米・米麹・水だけで造られており、米の旨味とふくよかな香りを味わうことができます。
また、スッキリとした辛口や濃厚な旨味のある旨口など、日本酒の味わいは幅広いですが、はじめのうちは甘味がありフルーティーな日本酒が飲みやすいでしょう。特に甘口の純米酒は口あたりが優しく、初めての方でも飲みやすく感じられるためおすすめです。
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ストレートで飲むなら「冷酒」で味わおう
日本酒をストレートで飲む場合、冷やして飲む「冷酒」、温めて飲む「燗酒」、常温の「冷や」がありますが、初めて日本酒を飲む方には冷酒がおすすめです。
冷酒の温度はだいたい5~15度位ですが、冷やすほどに味わいが軽やかになるため、飲みやすくなります。また飲み心地もスッキリとするため、爽やかな口あたりを楽しめるでしょう。少しアルコールが強いと感じる場合は、氷を入れた「オン・ザ・ロック」で味わうのもおすすめです。
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日本酒カクテルならオシャレな雰囲気を楽しめる
日本酒に和の雰囲気や厳かなイメージを持っている方も多いと思いますが、日本酒は他の飲み物と割ることでカクテルとして楽しむこともできます。アルコール度数が下がり飲みやすさが増すほか、見た目もオシャレで写真映えも抜群です。二十歳の集いの後の食事会やパーティを華やかに彩ってくれるでしょう。
日本酒カクテルの代表的なものには乳酸飲料で割ったものや、ライムジュースで割ったものなどがあります。バリエーションはいくつもあるので、まずは好みの飲み物で試してみると良いでしょう。
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20歳を迎えた方におすすめな沢の鶴のお酒3選!カジュアルに日本酒を楽しもう!
お酒に慣れていない方にも飲みやすい、沢の鶴の日本酒をご紹介します。カジュアルに楽しめる日本酒や、カクテルとして楽しめる日本酒をご紹介するので、ぜひお買い求めください。
SHUSHU Light(シュシュライト)
「SHUSHU Light」はアルコール度数8.5度と、飲みやすいアルコール感を実現した甘口の純米酒です。優しい甘味とフルーティーな香りが口に広がり、クセのない味わいが特徴です。またミニボトルからそのまま飲めるため、お祝いの席やパーティなどでカジュアルに楽しむことができます。
- 純米酒
- 初心者におすすめ
- 女子会におすすめ
[沢の鶴]SHUSHU Light(シュシュライト)180ml
手に取りやすい軽やかなボトルデザイン、フルーティーな香りとやさしい甘さ、心地よいアルコール感(8.5%)を実現しました。
- アルコール度数:
- 8.5度
- 飲みごろ温度:
- 10℃(花冷え)
たまには酔いたい夜もある
「たまには酔いたい夜もある」はカクテルにぴったりな“割って楽しめる日本酒”です。無糖紅茶割り、レモン炭酸割りなど、お好みの飲み物と合わせていろいろな味わいを楽しむことができます。もちろんストレートやロックでも美味しくいただけますが、アルコール度数が17.5度と高めになっているので、アルコールが強いと感じる方は割って調整してみてください。
古酒仕込み 紅茶梅酒
「古酒仕込み 紅茶梅酒」は、長期熟成させた日本酒を使用した梅酒でダージリン茶葉を抽出したお酒です。紅茶の豊かな味わいと南高梅の酸味が、古酒のとろりとした深みと溶け合い、芳醇でまろやかな味わいを楽しむことができます。ロックやストレートはもちろん、ソーダ割りやお湯割りでも美味しくいただけます。日本酒特有の香りが苦手という方も、ぜひお試しください。
- リキュール
- 初心者におすすめ
- 気軽に楽しめる
「紅茶」と「梅酒」の優雅な出会い。穏やかに香る「アールグレイ」と、豊潤な旨味の「古酒仕込み梅酒」
- アルコール度数:
- 11%
- 原材料:
- 日本酒・梅・糖類・紅茶/香料
おわりに
今回は20歳を迎えられた方へ向けて、お酒の飲み方の注意点や飲みやすいお酒の選び方、日本酒のおすすめをご紹介しました。
ウィスキーや焼酎、ビールなどお酒はたくさんありますが、おめでたい祝いの席では食事を楽しみながらゆっくり日本酒を楽しむのもおすすめです。
ぜひ20歳を迎えた実感を噛み締めながら日本酒を楽しんでみてはいかがでしょう。
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1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。
沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。
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※お酒は20歳になってから。お酒は楽しく適量を。飲酒運転は、絶対にやめましょう。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児に悪影響を与えるおそれがあります。
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