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日本酒のおすすめの割り方7選!新しい飲み方で美味しさ発見

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割って飲む日本酒日本酒の飲み方としてすぐに思いうかぶのは、冷や(常温)、冷酒(5~15度)、燗酒(30~55度)といった、いずれもストレートで楽しむ方法です。

 

しかし世界には、ウォッカやウイスキーといった度数の高い蒸留酒はもちろん、シャンパンやワイン、ビールといった度数の低い醸造酒にも、割って楽しむカクテルのレシピが存在します。

それと同様に、日本酒も実は、割ることによってさまざまな味を楽しむことができます。

 

そこでこの記事では、日本酒を「割って飲む」新しい味わい方と、おすすめの割り方を7つご紹介します。

 

日本酒を割ると美味しいって本当?

日本酒のオレンジ割り“日本酒を割ると美味しいって本当なの?割るなんて邪道じゃない?”

そんな疑問を抱く方も、いらっしゃるかもしれません。

 

ですが、心配は要りません。日本酒を割るのは、実はおすすめの飲み方なのです

 

ここからは、日本酒を割って飲むことがおすすめの理由を3つご説明します。

 

1.そもそも造る過程で割水されている

お店に並んでいる日本酒は、実は「割水」という工程を経て造られています。

日本酒のアルコール度数は15度前後ですが、発酵を終えて搾ったばかりの原酒の度数は、19度前後もあります。

その原酒をブレンドしたり水を加えたりすることで、度数や香り、味わいの強さを調整して造られたのが、わたしたちが普段口にする日本酒です。

 

そのため、日本酒を割って飲むことは邪道ではありませんし、割って味わいが損なわれる心配もありません。

 

2.味わいの変化が楽しめて飲みやすくなる

日本酒にいろいろな割材を合わせると、味わいの変化を楽しむことができます。また、お酒にあまり強くない人でも飲みやすくなります。

 

例えば焼酎は、いろいろなもので割ります。ロックやお湯割りはもちろん、柑橘系のサワーは定番で、お茶や乳酸菌飲料で割ることもあります。

 

日本酒も、同じように楽しめるのです。

割れば日本酒独特の風味が和らいで味わいに変化が生まれ、アルコール度数が下がって飲みやすくなります

 

日本酒はワイン(12%前後)やビール(5%前後)といったほかの醸造酒よりアルコール度数が高いので、そのままではちょっと強いと感じる方は、割って楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

3.日本酒の楽しみが広がる新しい味わい方である

日本酒をなにかで割るというのは、ここ数年増えてきた新しい飲み方です。そもそも割るという発想がなかったという方も、少なからずいらっしゃるでしょう。

 

ですが、ここまでお伝えしてきたとおり、日本酒を割ることは決して邪道ではありません。日本酒を飲みなれた方にとっては味の変化を楽しめ、さらにお酒に強くない方も気負わずに楽しめる、新しい味わい方なのです。

 

 

基本的な日本酒の割り方

日本酒の氷割り新しい飲み方をご紹介する前に、基本的な日本酒の割り方を見てみましょう。

ロック、水割り、お湯割りは、以前から親しまれてきた飲み方です。それぞれのポイントを簡単にご紹介します。

 

暑い夏におすすめのロック

爽やかな喉ごしがうれしいロックは、昔から通に親しまれている飲み方です。氷により口当たりがやわらかくなるので、日本酒を飲みなれていない方にもおすすめできます。

 

ロックに使う氷は、大きめの天然氷がいいでしょう。雑味のない氷は溶けてもお酒の味を損なわないため、最後まで美味しくいただけます。

 

軽やかに楽しめる水割り

水割りは、アルコール度数を下げつつ日本酒の風味を味わえる飲み方です。

喉ごしが軽やかになるため、初心者にも飲みやすくおすすめです。

 

お好みで、お酒の2割程度の水を加えて召し上がってください。使用する水は、口当たりがまろやかになる軟水がいいでしょう。

 

ほっこり温まるお湯割り

ふわりと立ちのぼる香りを楽しめるお湯割りは、冬におすすめしたい飲み方です。度数を下げられてカロリーオフにもなるので、宴会がつづく時期に試してみてはいかがでしょうか。

 

日本酒とお湯の比率は、8:2を基本にお好みで調整してください。50度ぐらいのお湯を耐熱ガラスなどの器に注ぎ、あとから日本酒を加えます。

 

 

新しい飲み方を楽しもう。沢の鶴おすすめの割り方4選

それでは、日本酒を割る新しい飲み方をご紹介します。

 

最初に、割って楽しむのにぴったりの純米原酒『たまには酔いたい夜もある』(略称『たま酔い』)をご紹介します。

たまには酔いたい夜もある

『たま酔い』は、米と水、そしてたっぷりの糀だけで造られた純米原酒です。通常の純米酒と比べて2倍以上の糀が入っているので、好きな飲み物で割ってカクテルにしても、やさしい糀の甘さとまろやかなお米の風味が味わえる贅沢なお酒です。

 

『たま酔い』と割材の絶妙なハーモニーをぜひお試しください。

 

たまには酔いたい夜もある 180ml 純米酒
  • 純米酒
  • 女性にもおすすめ

たまには酔いたい夜もある 180ml 純米酒

たっぷりの麹米を使用した優しい甘味と贅沢な旨味

アルコール分
17.5度
原材料
米(日本産)・米麹(日本産米)
精米歩合
麹米65%・掛米75%

 

1.華やかな香りを楽しむ無糖紅茶

『たま酔い』を同量の無糖紅茶で割ると、紅茶の華やかな香りによって日本酒独特の風味が控えめになります。それでいて、糀の甘味はちゃんと感じられる飲みやすい味にしあがります。

 

【ポイント】

『たま酔い』と無糖紅茶の比率は1:1

レモンを添えてもおいしい

アルコール度数は8~9度

2.爽やかで飲みやすい乳酸菌飲料

意外にも相性がいいのが乳酸菌飲料です。

『たま酔い』を同量の乳酸菌飲料で割ると、日本酒独特の風味が控えめになって、カクテル感覚で楽しむことができます。

 

【ポイント】

『たま酔い』と乳酸菌飲料の比率は1:1

アルコール度数は8~9度

 

3.日本酒本来の旨味が楽しめる炭酸レモン

レモンの風味がついた炭酸水(無糖のもの)で『たま酔い』を割ると、炭酸によって糀のフルーティさが引き立ちます。日本酒本来の旨味と炭酸水の爽やかさがマッチした、飲みやすいカクテルのできあがりです。

 

レモン風味のほか、グレープフルーツなどのフレーバーもおすすめです。また、叩いた大葉を入れるなどの簡単アレンジを加えても、味わいの幅が広がります。

 

【ポイント】

『たま酔い』と炭酸レモンの比率は1:1

アルコール度数は8~9度

4.目にも楽しい果汁入りアイスキャンディや冷凍フルーツ

最後は、『たま酔い』にフルーツのアイスキャンディや冷凍フルーツをプラスするレシピをご紹介します。

 

果汁をふんだんに使用したアイスキャンディや冷凍フルーツを、『たま酔い』を注いだグラスに浸すだけの簡単レシピは、涼しげな見た目がおしゃれです。

意外に思われるかもしれませんが、日本酒はスイーツとも相性が抜群。アイスキャンディや冷凍フルーツが溶けるにしたがって少しずつ甘味が加わり、味が変化していく様子を楽しみましょう。

 

かわいくておしゃれなカクテルがお好きな方は、ぜひお試しください。

 

 

おわりに

日本酒を「割って飲む」新しい楽しみ方をご紹介しました。

 

日本酒をさまざまな割材と合わせると、味わいの変化が楽しめます。

日本酒を飲みなれない方は、紅茶や柑橘系の飲み物と合わせると飲みやすくなります。割ればアルコール度数が下がるので、お酒にあまり強くない方も気軽に楽しんでいただけるでしょう。

 

そして、割って楽しむ日本酒としておすすめなのが、『たま酔い』こと『たまには酔いたい夜もある』です。

糀のまろやかな甘味とお米の香りが活きた『たま酔い』と、割材との味のハーモニーをどうぞ楽しんでください。

たまには酔いたい夜もある 180ml 純米酒
  • 純米酒
  • 女性にもおすすめ

たまには酔いたい夜もある 180ml 純米酒

たっぷりの麹米を使用した優しい甘味と贅沢な旨味

アルコール分
17.5度
原材料
米(日本産)・米麹(日本産米)
精米歩合
麹米65%・掛米75%

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沢の鶴株式会社 酒みづき編集部
沢の鶴の日本酒がもっと好きになるWEBメディア『酒みづき』。

1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。

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