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ソバーキュリアスとは?意味やメリット、ソバキュリにおすすめの飲み物を解説

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ソバーキュリアスとはお酒に対する新しい向き合い方として、欧米圏の若者を中心に「ソバーキュリアス」が注目されています。現在、日本でも徐々に広まりつつある飲酒の考え方です。

当記事ではソバーキュリアスの意味やメリット、ソバーキュリアスの方に向けたおすすめの飲み物を解説します。興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

ソバーキュリアスとは?

ソバーキュリアスとはソバーキュリアス(ソーバーキュリアス)とは、お酒を飲める人、または飲んでも問題ない人が“あえてお酒を飲まない”という選択をするライフスタイルのことを意味します。例えば、お酒は飲めるけれども飲み会ではソフトドリンクのみで楽しんだり、毎日していた晩酌を健康のために週1回に減らしたりなどがソバーキュリアスな行動として当てはまるでしょう。

 

 

 

 

 

また、日本では「あえて飲まないけど、たまには飲んでも良い」という考え方で広まっている傾向にあることが特徴です。

ソバーキュリアスと似た言葉に「断酒」や「禁酒」などがありますが、ソバーキュリアスは「sober(シラフ)」と「curious(好奇心)」が組み合わさった造語で、意訳すると「シラフへの好奇心」という意味です。好奇心という言葉からもわかるように、決してネガティブなニュアンスではなく、お酒を飲まないことをポジティブに捉えている点が断酒・禁酒との違いといえるでしょう。

そして、ソバーキュリアスのことを「ソバキュリ」と略したり、ソバーキュリアスを行っている人のことを「ソバキュリアン」と呼ぶこともあります。

ソバーキュリアスが注目された背景

ソバーキュリアスが最初に広まり始めたのは、2019年頃の欧米だといわれています。欧米ではアルコール依存症が社会的な問題となっている背景があり、経済的な不安なども相まって若者を中心に浸透しました。

一方、日本で注目され始めたのは2021年頃。ソバーキュリアスについて扱った書籍『飲まない生き方 ソバーキュリアス』が出版されたことで認知度が高まったといわれています。また、2020年以降のコロナ禍で外食や飲み会が減少し、お酒の付き合い方について考えるきっかけがあったこともソバーキュリアスが注目された要因として考えられるでしょう。

ソバーキュリアスで期待できる効果やメリット

ソバーキュリアスのメリットソバーキュリアスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではお酒をあえて飲まないライフスタイルで期待できる効果やメリットをご紹介します。

睡眠の質を高められる

寝酒と呼ばれるお酒の飲み方があるように、お酒には睡眠の導入を促す働きがあります。しかし、飲酒による睡眠は眠りが浅くなるといわれており、結果として睡眠の質を下げてしまう懸念があります。ソバーキュリアスを取り入れれば、寝る前に飲酒する習慣も少なくなり、質の高い睡眠を得られる機会が増えるでしょう。

参考:e-ヘルスネット「アルコールの作用」

時間を有効活用できる

お酒を味わい、酔っ払ってワイワイと楽しむ時間も良いものですが、酔いが深まると行動に制限がかかってしまいます。例えば車の運転はもちろんできませんし、飲酒後に趣味を楽しむにも酔いが妨げになることもあるでしょう。しかし、お酒を飲まずシラフの状態であれば、活用できる時間や行動の幅が広がります。

お金を節約できる

ソバーキュリアスを取り入れれば、必然的に今までお酒にかけていた費用は削減されます。特に日常的に晩酌を行っている方であれば、大きくお金を節約できるでしょう。自由に使えるお金が増えれば、新しいものを取り入れる余裕が生まれます。

飲み過ぎによるデメリットを回避できる

適切な飲酒量であれば問題ありませんが、飲み過ぎによって生じるデメリットはいくつもあります。二日酔いや泥酔による失敗、体調不良などの経験がある方も少なくないでしょう。お酒をあえて飲まない、たまに飲むという程度にすることで、このようなデメリットを回避しやすくなります。

ソバーキュリアスでおすすめの飲み物は?

ソバーキュリアスは完全にお酒を断ち切るのではなく、たまにお酒を楽しむというスタイルでも浸透しています。特に日本では、このような考えの方が多いといわれています。

ではそんな方でも、気兼ねなく楽しめる飲み物にはどのようなものがあるのでしょうか。

ノンアルコール飲料

近年はクオリティの高いノンアルコール飲料が販売されており、アルコールが含まれていなくてもお酒の雰囲気を楽しむことができます。飲み会でお酒は飲まないけれど、雰囲気だけは味わうという過ごし方もできるため、ソバーキュリアスにうってつけの飲み物です。

ノンアルコールビール Bavaria 0.0% ババリア 330ml×6本
  • ビール
  • ノンアルコール
  • ビールそのものの美味しさ

ノンアルコールビール Bavaria 0.0% ババリア 330ml×6本

ビール本来の味わいが活きているピルスナータイプのノンアルコールビール

アルコール度数:
0.0%
注意:
この製品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました。
数量

低アルコール・微アルコール飲料

低アルコール飲料は数%のお酒、微アルコール飲料は1%未満のお酒のことを指します。飲酒量さえ気をつければ、ほろ酔い程度に抑えることができるため、たまの飲酒におすすめです。酔っ払うことで時間を失いたくないという方でも、アルコール度数の低い飲み物であれば気軽に楽しめます。

モクテル

モクテルとは「Mock Cocktail」の略語で、直訳すると「見せかけのカクテル」という意味です。いわゆるノンアルコールカクテルのことで、カクテルのSNS映えする華やかな雰囲気はそのままに、ノンアルコールで作られている点が特徴です。お酒は飲まないけれど、カクテルのような飲み物を楽しみ、共有したいという方におすすめだといえるでしょう。

少量サイズのお酒

たまにお酒を楽しむタイプの方であれば、少量サイズのお酒を選ぶと良いでしょう。例えば350mlの缶サイズや180mlのミニボトルタイプがおすすめです。1回で飲み切れる量で、飲み過ぎも回避できるため、たまの飲酒で心置きなく楽しむことができます。一方、大瓶サイズのお酒の場合、定期的に消費しなければいけないためソバーキュリアスには不向きでしょう。

ソバーキュリアスにもおすすめ!沢の鶴のミニボトル日本酒をご紹介

ソバーキュリアスでもたまにはお酒を楽しみたいという方は、沢の鶴自慢のミニボトルサイズの日本酒をお手に取ってみてはいかがでしょうか。飲み切りタイプで気軽に日本酒を味わえますし、割ることでカクテルとしても楽しめます。

SHUSHU Light(シュシュライト)

優しい色味のボトルデザインが特徴の「SHUSHU Light」は、アルコール度数8.5度と心地よいアルコール感を実現した純米酒です。

内容量は180ml(1合相当)の飲み切りタイプとなっており、優しい甘さとフルーティーな香りを楽しめる1本となっています。「ソバーキュリアスを始めたけど軽く日本酒を楽しみたい」という方におすすめです。

[沢の鶴]SHUSHU Light(シュシュライト)180ml
  • 純米酒
  • 低アルコール日本酒
  • 飲みやすい日本酒

[沢の鶴]SHUSHU Light(シュシュライト)180ml

手に取りやすい軽やかなボトルデザイン、フルーティーな香りとやさしい甘さ、心地よいアルコール感(8.5%)を実現しました。

アルコール度数:
8.5度
飲みごろ温度:
10℃(花冷え)
数量

たまには酔いたい夜もある

「たまには酔いたい夜もある」は180ml(1合)サイズの飲み切りタイプの日本酒です。その名の通り、「たまにお酒を楽しみたい」という方にもおすすめの純米原酒です。

たま酔いは「割る」ことを楽しんでもらうためにアルコール度数は17.5度と高めに造られています。もちろん、ストレートで飲んでも美味しいですが、割ることでアルコール度数を下げられるため、低アルコールの日本酒として楽しめます。

[沢の鶴]たまには酔いたい夜もある 180ml
  • 純米酒
  • 割って飲む日本酒
  • 日本酒アレンジにおすすめ

[沢の鶴]たまには酔いたい夜もある 180ml

がんばる自分に、ご褒美を。「たま酔い」は、割って楽しむ日本酒。

アルコール度数:
17.5度 ※割ってお飲みください
飲みごろ温度:
10℃(花冷え)
数量

整酒 トトノイサケ

ふんわり酔えることをテーマにした日本酒です。
心もからだもリラックスしたいときのお供にどうぞ。

整酒トトノイサケ 特設サイトはこちら

[沢の鶴]整酒 トトノイサケ 180ml
  • 純米酒
  • 低アルコール
  • 新商品

[沢の鶴]整酒 トトノイサケ 180ml

今日は「ととのう」。ふんわり酔える やさしいお酒。心と身体やすらぐ純米酒

アルコール度数:
10度
飲みごろ温度:
冷酒:10℃(花冷え)、燗酒:35℃(人肌燗)
数量

おわりに

ソバーキュリアスは「お酒は飲めるけどあえて飲まない」というお酒のない暮らしをポジティブに捉えた考え方です。有意義な時間の活用方法や健康を意識したい方は、この機会にソバーキュリアスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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沢の鶴はおかげさまで創業三百年

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沢の鶴株式会社 酒みづき編集部
沢の鶴の日本酒がもっと好きになるWEBメディア『酒みづき』。

1717年(享保二年)、灘の西郷で米屋の副業としてスタートした沢の鶴の酒造り。「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」酒造りは創業から300年以上も続く伝統です。
これまでにモンドセレクション世界酒類コンクールにて数々の賞を受賞。2007年には10年間連続で最高品質の商品を生産してきた企業に授与される最高栄誉賞(THE CRYSTAL PRESTIGE AWARD)も受賞するなど、日本酒業界において数々の功績を残しています。

沢の鶴はこれからも日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食事がもっと美味しくなるお酒造りを続けていくと共に、このWEBメディア『酒みづき』を通して、より多くの方々に日本酒の美味しさや楽しみ方に関する情報をお届けしてまいります。

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