企業情報

沢の鶴のはじまりと、これからのお約束

「※」マークに誓った、飲みやすい純米酒造り

1717年(享保二年)に創業した沢の鶴は、米屋を営む初代が、副業として酒造りを始めたことを発祥としています。それ以来、米を目利きする力を代々受け継いできた私たちは、純米酒・米だけの酒にこだわり続け、おかげさまで「沢の鶴」の純米酒は、多くの人たちからの高い評価を受け、売上げでも、常に上位にあります。
純米酒・米だけの酒は、米や宮水の生命力を生かし、ていねいに人の手で世話をして初めて造られる“飲みやすいお酒”です。とても飲みやすく、毎日楽しんでもらえるお酒であることが、若い方に充分にお伝えできていませんでした。
私たちの『純米酒 山田錦』や『特別純米酒 実楽山田錦』を、ぜひ一度お試しください。きっと純米酒の良さをご理解いただけると思います。これからも本物の純米酒を造り続ける。そんな誓いも込めて米屋を発祥とする沢の鶴は、米の字を由来とした「※」マークを商品ラベルに刻印しています。

沢の鶴の酒名は・・・
「太陽の神・天照大神を伊勢にお祀りしたとき、伊雑(いざわ)の沢で頻りに鳥の鳴く声が聞こえたので、いぶかしく思った倭姫命(やまとひめのみこと)がその啼き声の主をたずねたところ、真っ白な鶴がたわわに実った稲穂をくわえながら鳴いているのを見つけた。鳥ですら田を作って大神へ神饌(神へのお供え)を奉るのかと深く慈しんだ倭姫命は、伊佐波登美神(いさわとみのかみ)に命じてその稲穂から酒を醸させ、初めて大神に供え奉るとともに、その鶴を大歳神(おおとしのかみ=五穀の神)と呼んで大切にした…」という伊雑の宮(伊勢内宮と同じ地位を許されている別宮)の縁起(神社の建てられた由来を書いたもの)が元になっています。

「手に入りそうで、意外と手に入らない」美味しい純米酒を、お楽しみください。

2017年、沢の鶴は創業300周年を迎えました。日本酒の名産地である灘の蔵元として、日本全国でお取り扱いいただいていますが、「手に入りそうで、意外と手に入らない」のが、沢の鶴のお酒です。これは、私たちが生産量や安売りを求めず、良い材料で昔ながらの伝統的な造り方を守り続けてきたからです。
米と麹と水だけで造る従来の製法で、純米酒本来のうまさはそのままに、アルコール分を10.5度まで下げるという永年の日本酒業界の課題を解決するなど、沢の鶴はこれまでも新しい技術や商品を生み出してきました。その独自性は酒造業界や小売店・飲食店などの皆様から“ひと味違う蔵元”としてご理解いただいているようです。この“真面目に前向きな酒造りをする”沢の鶴のお酒の魅力を、これからはお客様一人ひとりに直接お伝えしていく機会を大切にしていきたいと思っています。
私たちは、世界から“新しいお酒”と注目されている日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食卓がもっと美味しくなるお酒造りを続けていきます。これからの沢の鶴にどうぞご期待ください。

沢の鶴 資料館

「昔の酒蔵」沢の鶴資料館は、酒造りの歴史を現代に伝えるために、古い酒蔵をそのまま資料館として1978年(昭和53年)11月に公開しました。

採用情報

沢の鶴では、柔軟な発想とエネルギッシュな行動力を持つ、明日を担うパワーを必要としています。

企業情報

社名 沢の鶴株式会社 Sawanotsuru Co.,Ltd.
本社 〒657-0864 神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号  Tel : 078 – 881 – 1234(代)
東日本支店 東京都中央区日本橋人形町1丁目3-8  Tel : 03 – 3666 – 8111(代)
西日本支店 神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号  Tel : 078- 881 – 4333(代)
創業 享保2年(1717年)
資本金 9600万円
代表者 代表取締役社長 西村 隆(15代目)
従業員数 180名
事業内容 清酒「沢の鶴」の醸造、販売、及び関連事業
関連会社 株式会社サワノツル・フーズ  Tel : 078 – 871 – 4087
百萬石酒造株式会社
沢の鶴不動産株式会社

 

本社へのアクセス

657-0864 神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号

TEL 078 - 881 - 1234

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