2018.09.03日本酒を楽しもう

冷酒・燗酒…温度で変わる日本酒の味わい。好みの飲み方を見つけよう

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温度で変わる日本酒の味わい

日本酒は、温度によって味わいや香りが変わるお酒です。燗酒に向くお酒もありますし、逆にキリッと冷やすほうがおいしく飲めるお酒もあります。
今回は、冷酒に常温、燗酒…お好みの飲み方を見つけていただくため、日本酒の温度による味わいの変化をご紹介します。

日本酒の飲み方に「温度」でこだわろう

日本酒の飲み方暑い季節は、冷たい飲み物が欲しくなるものですよね。日本酒を飲むときも、夏はつい冷酒にばかり手が伸びてしまいませんか?
反対に寒い季節になると、なんとなくお燗一択になっている、ということもあるかもしれません。
また、日本酒を飲むときは冷酒!といつも決めている、という方もいるでしょう。

日本酒に「夏は暑いから冷酒」「冬は寒いからお燗」という決まりはありません。もちろん、季節に合わせて温度を変える楽しみもありますが、好みの飲み方やその日本酒に合った飲み方で飲むのが一番でしょう。

日本酒は、温度を変えるとそれまでとは違った表情を見せてくれます。普段日本酒を飲むときはお決まりの温度になっているという方も、ぜひ、温度で変わる日本酒の味わいを楽しんでみてはいかがでしょう。

冷酒・常温・燗酒…温度で変わる味わい

まずは基本の3つ、「冷酒」「常温(冷や)」「燗酒」の味わいの違いをご紹介します。

冷酒

日本酒を冷蔵庫で冷やして、冷たい状態で飲むのが「冷酒」です。氷を入れたグラスに注いで、オン・ザ・ロックで飲むのも良いですね。温度帯としては、だいたい5~15度あたりを指します。
お酒は冷やすほどに香りが落ち着き、飲みやすさが増します。「お燗はちょっと苦手だけど冷酒は好き」という方がいらっしゃるのはこのためでしょう。

冷酒は、スッキリとした飲み心地が特徴。そのため、香りを楽しめる吟醸酒や、生酒、生貯蔵酒などのような、爽やかな味わいの日本酒に適した飲み方といえます。

常温(冷や)

冷やさず、温めず、そのまんまの温度(20~25度)で日本酒を飲むのが「常温(冷や)」です。
常温の日本酒は口あたりが良く、そのお酒の本来の味わいがよく分かります。冬は少しひんやりと、夏は少しぬるめにと、季節によって感じ方が変わる飲み方です。

常温に向く日本酒はたくさんあります。代表的なところで、純米酒や吟醸酒などは、常温でおいしく飲むことができます。

燗酒

燗酒は「お燗」などと呼ばれる、あたたかい状態で飲むお酒のことです。湯煎や電子レンジなどで温めるのが一般的で、温度帯としては30~55度あたりの状態を指します。
燗酒の魅力は、お酒のもつ実力が思う存分発揮されるところです。湯気とともに香りが広がり、冷酒や常温では分からないような細やかな味わいや、深いコクを楽しめます。

純米酒や本醸造酒のような、しっかりとした味わいの日本酒が、燗酒に向くとされています。香り高い大吟醸酒などは温めると香りが飛んでしまうこともあるため、熱めのお燗には不向きでしょう。

料理とマッチする温度のお酒を選ぼう

料理とマッチする温度日本酒の温度に合わせて料理を選んだり、料理に合わせて温度を変えてみることで、味わいの相乗効果が見込めます。

お酒と料理をマッチングさせるポイントのひとつに “温度を合わせること”があります。例えば、冷酒は冷やすことで香りが抑えられ、スッキリと飲むことができます。そのため、よく冷えたお刺し身や、素材の味を生かした料理と合わせるのがおすすめです。

常温のお酒は、料理の温度を気にせずに、気軽に合わせることができます。冷たいおつまみやあたたかいおかずに合わせても、両者の味わいを引き出します。

燗酒は、あたたかさと深いコクが特徴です。おでんや鍋料理などの、あたたかい料理に合わせてほっと一息ついても良いですし、煮魚などの濃い目の味付けの料理と合わせて、より深い味わいを感じるのも良いでしょう。
ぜひ、自分好みの組み合わせを探してみてください。

おわりに

今回は、温度で変わる日本酒の味わいについてご紹介しました。
日本酒のラベルには、おすすめの温度が記載されていることがあります。どんな温度で飲むか迷ったら、まずはおすすめの温度で試してみてください。さらに、いつもと違う温度で飲んでみると、「これもおいしい!」という新たな発見もあるかもしれません。
お気に入りの1本を見つけたら、その日の気分や食事に合わせて、温度を変えて楽しんでみてはいかがでしょうか。

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酒みづき編集部

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