2019.04.22日本酒を知ろう

端午の節句を祝う!縁起の良い料理や菖蒲酒を作ろう

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端午の節句

5月5日の子どもの日は、「端午の節句」または「菖蒲の節句」といわれていて、子どもの成長をお祝いする行事です。また、厄除けとして菖蒲湯に入ったり、大人は菖蒲酒を飲んだりする習慣もあります。

そこで今回は、端午の節句にぴったりの縁起の良い料理や、菖蒲酒についてご紹介します。

 

「端午の節句」の由来は?

奈良時代から続く端午の節句は、もともと月初めの午の日という意味があり、5月に限られた行事ではありませんでした。

後に「午(ご)」と「五(ご)」の読み方が一緒であることから、毎月5日に設定され、最終的に5月5日になったといわれています。5月5日は旧暦だと現在の6月頃にあたり、季節の変わり目で体調を崩しやすいことから、厄除けや健康祈願を行う行事だったそうです。

 

子どもの成長を祝う行事へ

菖蒲の節句ともいわれる5月5日。現在は、子どもの日として子どもの成長を祝う日です。

では、なぜ厄除けや健康祈願をする行事から、子どもの成長を祝う日へと変わったのでしょうか?

 

鎌倉時代になって、それまでの公家社会の時代から、武家社会の時代になったときに、同じ読み方である「菖蒲(しょうぶ)」と「尚武(しょうぶ)=武を重んじる言葉」が通ずるため、武家に生まれた男の子の成長を祝うようになったことがきっかけといわれています。

さらに江戸時代に入ると、庶民にも広まり、端午の節句は男の子の成長を祝う行事へと変わっていったそうです。

 

端午の節句に食べたい、縁起の良い料理は?

縁起の良い鰹のたたき端午の節句は、子どもの成長をお祝いするイベントのため、縁起の良い食材を使った料理を食べるのが一般的です。

 

端午の節句の定番料理といえば、ちまきや柏餅をイメージするのではないでしょうか。

実は、ちまきは地域によって中身が異なり、甘い餅を笹の葉で包んだものや、中華おこわを包んだものがあります。中華おこわで作ったちまきなら、子どもも喜びますし、大人もお酒と一緒に楽しめるのではないでしょうか?

 

その他にも、勝男とも書ける鰹、お祝い事では欠かせない鯛も縁起の良い食材のため、料理にプラスしたいところ。特に鰹は春からが旬なので、おいしい鰹のたたきと一緒に、祝い酒をたしなむのがおすすめです。

 

たけのこも春が旬で、まっすぐ伸びるため、縁起の良い食材といわれています。新鮮なたけのこを使って煮物にしたり、和え物を作ったりして楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

こちらのコラムでは、春が旬の食材を使ったおつまみレシピをご紹介しています。

春が旬!たけのこやホタルイカなど春の食材でおつまみを作ろう

 

菖蒲酒でお祝いをしよう

菖蒲酒厄除け効果のある菖蒲は、端午の節句には欠かせないもの。菖蒲湯だけではなく、大人は日本酒に菖蒲を入れて香りを楽しむ、菖蒲酒でお祝いしませんか?

 

 

 

 

 

 

 

菖蒲酒にはどんな効果がある?

菖蒲酒には、厄除けや邪気払い効果があるといわれています。また、菖蒲の香りはリラックス効果に期待ができるそうです。

菖蒲の根の部分は漢方としても利用されていて、主に鎮痛や消化促進の作用などが期待されています。

 

菖蒲酒の作り方

菖蒲酒は、菖蒲の根を日本酒に入れて作りますが、菖蒲の根を手に入れるのは困難です。菖蒲の根が手に入らない場合は、葉の根元の部分を利用しましょう。

まず、菖蒲の葉の根元部分を薄く切ります(根を利用する場合も同様)。薄く切ったら、数枚程菖蒲を徳利や銚子に入れた日本酒にちらすだけで菖蒲酒の完成です。

菖蒲は、長く日本酒に浸してしまうとアクが出てしまうため、飲む前に30分程度浸して飲み切ることをおすすめします。

 

おわりに

今回は、端午の節句にぴったりの縁起の良い料理や菖蒲酒についてご紹介しました。

端午の節句は、古くから伝わる伝統行事。縁起の良い料理で子どもの成長をお祝いするのが一般的ですが、大人は、鰹のたたきや中華おこわのちまきを楽しみながら、菖蒲酒を楽しむのはいかがでしょうか?

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酒みづき編集部

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