2018.09.19日本酒と健康・美容

日本酒のアルコール度数はどのくらい?上手に楽しむための「和らぎ水」とは

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日本酒のアルコール度数

日本酒と聞くと「たくさん飲むと、深酔いしそう」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。たしかに日本酒のアルコール度数は低くはなく、酔いが回りやすいお酒といえますが、「和らぎ水」を取り入れることで、お酒の席を楽しみやすくなります。

今回は、日本酒のアルコール度数と「和らぎ水」についてご紹介します。日本酒に興味はあるけれどちょっぴり苦手意識がある……という方はぜひ参考にしてみてください。

日本酒のアルコール度数は高い?

アルコール度数は15度前後一般的に「アルコール度数の高いお酒」というイメージを持たれることが多い日本酒。実際にはどのくらいなのでしょうか?

日本酒のアルコール度数は15度前後が多い

現在市場に流通している日本酒は、15度前後のものが多くなっています。
なお、ラベルに「日本酒(清酒)」と明記されているお酒の度数は、すべて22度未満です。これは、酒税法によって国内で日本酒として販売できるお酒の度数が、22度未満と定められているためです。日本酒と同じ製法で造られたお酒でも、22度以上の場合は雑酒やリキュールに分類されます。

他のお酒と比べてみると……

他に「アルコール度数が高い」イメージがあるお酒というと、焼酎やウイスキーでしょうか。度数を見てみると、焼酎は20~25度前後、ウイスキー・テキーラなどは40度前後と日本酒よりもかなり高め。これらのお酒は、「蒸留酒」です。蒸留酒は日本酒などの「醸造酒」をさらに加熱して蒸留しているため、度数が高くなっています。

日本酒と同じ醸造酒を比べてみると、ビールは5度前後、ワインは10~15度前後と日本酒よりも低いものがほとんど。日本酒は、醸造酒の中ではアルコール度数が高めのお酒であることが分かりますね。

日本酒を飲むときは「和らぎ水」も一緒に

和らぎ水を一緒に飲む飲食店でアルコール度数の高いお酒を飲むとき、「チェイサー」を一緒に頼む方も多いですよね。
チェイサーとは、強いお酒をストレートで飲んだ後にそれを追いかけるようにして口に入れる、ノンアルコール飲料・低アルコール飲料のこと。日本のバーや居酒屋で「チェイサーください」と注文すると冷たい水が運ばれてきますが、厳密には水のみを指す言葉ではありません。国や地域によっては、ジュースやビールなどをチェイサーとして飲むのが一般的な場合も!

チェイサーの中でも、日本酒を飲むときに一緒に飲む水のことを「和らぎ水(やわらぎみず)」といいます。
日本酒はアルコール度数が高めなお酒ですが、割って飲むよりもストレートな飲み方が一般的です。そのため、日本酒を飲んだ後に水を飲み、体内のアルコール濃度を低減させる「和らぎ水」が重宝されてきました。
では、この特別な呼び名を冠した「和らぎ水」には、いったいどんな効果があるのでしょうか?

深酔いを防ぐ

アルコール度数の高いお酒を大量に飲むと深酔いしてしまいがちですが、日本酒の合間に和らぎ水をはさむことで、体内のアルコール濃度を下げる効果が期待できます。これにより、日本酒をたくさん飲んでも深酔いせずに、お酒を上手に楽しむことができるのです。
一般的には、飲んだ日本酒と同量の「和らぎ水」を飲むことで効果が期待できるといわれております。

脱水症状を防止

酔いが回ってくるとトイレへ行く回数が増え、脱水状態になりやすくなります。このときにまたお酒を飲んでしまうと、同じことの繰り返しで脱水症状が進んでしまう事態に……。
こんな状況を防ぐため、日本酒をちょっとだけお休みして和らぎ水を飲むことで、体内の水分量をきちんと増やすことができます。

料理や日本酒の味をより楽しめる

食事の合間に和らぎ水をはさむことで、味わいが鮮明になります。また、銘柄の違う日本酒を味わいたいときにも、和らぎ水をはさむことでいったん口の中をクリアにできるのもうれしい効果のひとつ。
和らぎ水は、一緒に口にする料理と日本酒どちらも引き立ててくれる、最高のパートナーということですね。

おわりに

日本酒のアルコール度数はおおむね15度前後のものが多く、醸造酒の中では高めです。だからこそ、和らぎ水をこまめに飲んで、深酔いや脱水を防ぐことがとっても大切。和らぎ水をはさむことで健康に良い飲み方ができるだけでなく、日本酒本来の味わいやおつまみとのハーモニーを楽しむこともできます。
今度日本酒を飲む際は、合間に「和らぎ水」をはさみながら、ゆっくりと楽しんでみてくださいね。

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酒みづき編集部

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