2018.11.19日本酒と健康・美容

アルコールの「エンプティカロリー」とは?お酒を上手に楽しむコツ

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アルコールのエンプティカロリーとは

みなさんは、「エンプティカロリー」という言葉を聞いたことはありますか?「アルコールはエンプティカロリーだから太らない!」という説がありますが、本当なのでしょうか。
お酒を飲む機会が多い方にとって、アルコールのカロリーについては健康管理の面からも知っておきたいところ。そこで今回は、アルコールの「エンプティカロリー」の意味や、お酒と上手に付き合うためのコツをご紹介します。

「アルコール=エンプティカロリー」の意味とは

エンプティカロリーは、英語で書くとempty(空の)calorie。そのため、エンプティカロリーといわれるアルコールは、カロリーがないという誤解があるようです。

まずお伝えしたいのは、アルコール自体にカロリーはある、ということ。アルコールのカロリーは1gあたり約7Kcal。
1gで比べると、脂肪が9Kcal、たんぱく質が4Kcalのため、意外にも高カロリーであることが分かります。

それでは、なぜ「アルコール=エンプティカロリー」といわれているのでしょうか。それには、2つの理由がありました。

アルコールには栄養素が含まれない

「エンプティカロリー」の本来の意味は、高カロリーだが栄養素を含まない食品や飲料のことです。
アルコールそのものにおいても、身体のためになる栄養素が含まれていません。「カロリーがない、太らない」という誤解があるようですが、実際にはアルコールを摂取することで体重が増えることもあるといわれています。

つまり、アルコールがエンプティカロリーといわれる理由は「栄養がない」という意味あいが強く、カロリーが空っぽという意味ではないのです。

アルコールは熱として分解されやすい

アルコールのカロリーは、熱として分解されやすく、蓄積されにくいといわれています。
お酒を飲んでカーッと身体が熱くなるのは、肝臓で代謝されたアルコールが酢酸に変わり、それが体内でエネルギーとして燃焼されるためです。

そのため、「お酒を飲んでも身体には吸収されないため、太らない」といわれることがあるのです。

結局、お酒は飲んでも太らないの?

お酒は飲んでも太らない?体内で熱として放出されやすいアルコールですが、大量に飲めばそのぶん身体への蓄積が多くなるでしょう。

また、お酒に含まれるアルコール分以外のカロリーや、おつまみのカロリーも無視できません。
つまりは、お酒を飲んでも太らないとはいえないのです。

お酒を健康的に楽しむには

おつまみを上手に選ぶそれでは、健康的にお酒を楽しむには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
お酒を飲む機会が多い方や毎日晩酌をする方は、以下の2点に配慮してみてはいかがでしょう。

おつまみを上手に選ぶ

アルコールは、食事で摂った脂肪分の代謝をさまたげる場合があるのをご存じですか?身体は、アルコールで摂取したエネルギーを優先的に消費します。そのため、体内の脂肪分が燃焼されにくくなり、そのとき食べたもののカロリーがいつも以上に体内に残ってしまう可能性があるのです。
また、お酒は食欲を促進させます。
飲み過ぎると、お腹がいっぱいなのに箸を止めることができなくなる、という経験のある方は多いでしょう。

だからこそ、おつまみの栄養バランスを考えることや、食べ過ぎないようにコントロールすることが必要です。例えば、日本酒は大豆や発酵食品と相性が抜群です。糖質が低めで栄養価の高い、豆腐や味噌などを使った料理をおつまみに選んでみてはいかがでしょうか。

和らぎ水を一緒に飲む

アルコールを飲む際は、適量を守ることが大切です。
日本酒を飲む場合は、「日本酒と同量の水(和らぎ水)を飲むとよい」といわれています。

日本酒の合間に和らぎ水をはさむことで、体内のアルコール濃度を下げる効果が期待できる上、アルコールを摂取するスピードも和らぎます。また、深酔いが防げるため食欲増進もおさえられるでしょう。

おわりに

今回は、アルコールの「エンプティカロリー」の意味をご紹介しました。お酒は、カロリーゼロの飲み物ではありません。お酒を楽しむときは、いつも以上に食事から摂る栄養に気を付けましょう。もちろん、水を飲むことも忘れずに!

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酒みづき編集部

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