日本酒で、プロの味へ近づく「ぶり大根」
日本酒がブリの臭みを取り、大根の味わいを増す。
今回ご紹介するのは脂の乗った寒ブリとみずみずしい大根の取り合わせ「ブリ大根」。寒い季節の旬の料理です。
適度に冷やしたり、ほどよく燗した日本酒でブリ大根をつまみながらの一杯は、知らず知らずにお酒がすすみます。この調理にも日本酒が欠かせません。
そのポイントは、ブリのアラから脂の乗った旨みを引き出すこと、そしてブリの生臭さを消すことです。日本酒をたっぷり使用することでこうした調理効果を生むことができます。また身を崩さず、照りも良くします。
市販の料理酒には、あらかじめ塩分と旨味成分を加えたものがあり、味付けが濃くなり過ぎる場合があります。「沢の鶴 米だけの酒」をご使用されることをおすすめいたします。
ここが秘訣
日本酒を使って美味しい「ブリ大根」を作る時の裏技は、鍋に入れる前にブリを日本酒で浸け洗いすること。(洗った日本酒は調味料には使用しません)こうすることで、ブリの生臭さを消すことができ、より一層味のしみ込みも良くなります。調理のはじめから煮切っていない日本酒を煮汁用にたっぷりいれましょう。ブリはもちろん、大根にもブリの旨みが良くしみ込んで美味しくなります。
作り方
- ブリのアラを熱湯にくぐらせて冷水に取り、ウロコや血合いを水洗いして取り除く。
- ブリを日本酒(沢の鶴 米だけの酒1/4カップ程度)で漬け洗いする。
- 大根は皮をむき、約2cmの厚みで輪切りまたは半月切りにする。
- 大根は米のとぎ汁で、串が刺さるまで茹でる。
- 鍋の底に大根を入れ、その上に下ごしらえしたブリを入れる。※お好みで土しょうが2〜3片を入れる
- 調味料と酒を加え、ひたひたになるまで水を入れる。
- 強火で煮立てた後、中火にしアクをていねいに取り除く。
- 落としブタをし、煮汁が少なくなったらできあがり。針しょうが、またはユズの千切りを乗せても良いでしょう。
材料(およそ3人分)
- ブリ(アラ)・・・・・・・・・・・・500〜600g
- 大根・・・・・・・・・・・・・・・・・500g
- 日本酒(煮汁用)・・・・・・・1カップ
(漬け洗い用)・・・1/4カップ - 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2杯
- しょう油・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3杯
- お好みで土しょうが2〜3片

